テレビの購入を検討中。ハイセンスの
・A6H(2022年モデル)
・E6G(2021年モデル)
この2つのシリーズの違いは何?注意すべき点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・A6H/E6Gの違いや共通する注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
A6H/E6Gの違い
実質同じで発売年の違い
A6H/E6Gシリーズは、結論からお伝えすると性能は全く同じです。テレビ本体のサイズ、重量、消費する電力、さらには取扱説明書も全て同じで発売された年が異なります。
・A6H:2022年
・E6G:2021年
そのため、基本的には
・新しい方が良い方:A6Hシリーズ
・安い方が良い方:E6Gシリーズ
という選び方で良いかと思います。
対応するネット動画が少し違う
A6H/E6Gは、テレビの性能は同等とご紹介しましたが、対応しているネット動画がわずかに違います。YouTube、NETFLIX、Prime Video、U-NEXT、Disney+などにはどちらも対応しています。
【A6H】
・SPOOXにも対応
【E6G】
・スカパー! on demand
・TSUTAYA TV
※この2つにも対応
こちらのサービスを利用している方は、対応しているシリーズを選ぶと良いかと思われます。
A6H/E6Gの共通の注意点
ここからは、A6H/E6Gの注意点をご紹介します。
サイズで液晶パネルのタイプが違う
テレビには『VAパネル』と『ADSパネル(IPSパネル)』という2種類の液晶パネルが使用されています。次の画像を見てもらうとご理解しやすいかと思います。VAパネルは、正面から見る場合は、ADSパネル(IPSパネル)よりもコントラスト(色のメリハリ)が高く、引き締まった映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。
IPSパネルとADSパネルは実質同じです。
A6H/E6Gシリーズはサイズで採用している液晶パネルの種類が違います。
●:VA / ★:ADS
サイズ | A6H | E6G |
43V | ★ | ★ |
50V | ● | ● |
55V | ★ | – |
58V | – | ● |
65V | ★ | ★ |
75V | ★ | ★ |
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビの画面をななめから見る機会が多い」という方は、ADSパネルを採用しているサイズを選ぶことをおすすめします。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
A6H/E6Gシリーズは、倍速は非対応です。ご注意ください。
4K録画の裏番組録画は不可なので注意
A6H/E6Gシリーズは、内蔵しているチューナーが少なめです。
・4Kチューナー:1系統
・地デジチューナー:2系統
・BS/CSチューナー:2系統
そのため、4K放送の裏番組録画は対応していません。また、地デジも裏番組録画は1番組のみです。
A6H/E6Gシリーズの購入者の感想
※実質同じなのでE6Gの購入者の声をご紹介します。
・コスパが最高に良い。
・色彩もきれい。買って良かった。
・音質にこだわるならスピーカーが別に必要
・裏番組録画は地デジが1つのみと少ない
A6H/E6Gシリーズはこんな方におすすめ
「ネット動画も楽しめるコスパが良い4K液晶テレビを探している」という方には、ハイセンスのA6H/E6Gシリーズがおすすめです。テレビの大画面でネット動画も楽しむことができます。
ただし、裏番組録画は地デジの1番組のみであること、倍速は非対応である点などは、ご理解の上で購入してください。
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
新しいモデルが良い方:A6Hシリーズ
※SPOOXにも対応
前モデルで価格が安い方が良い方(実質同じ):E6Gシリーズ
※スカパー! on demand / TSUTAYA TVにも対応