テレビの購入を検討中。TCLの『32S5200A』が気になるけど、どんな特徴のテレビ?評判はどう?注意点とかあるの?
こんな質問にお答えします。
・32S5200Aの特徴をご紹介します
・32S5200Aの注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
32S5200Aのレビュー・注意点
世界中で選ばれているTCLの高コスパの格安スマートテレビ
TCLは2019年にテレビの販売台数が世界第2位を記録するほど世界的に有名な中国の会社で、32S5200AはTCLのAndroid TVを搭載した32V型のフルHD(フルハイビジョン)のテレビです。非常にお求めやすい価格が魅力ですが、注意点もございますので合わせてご紹介します。
32S5200Aの注意点や特徴
豊富なネット動画を楽しめる
32S5200Aは、Android TVを内蔵しているので、ご自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続するとYouTubeなどのネット動画を楽しむことができます。また、リモコンにダイレクトボタンも搭載されているので、より手軽にネット動画も楽しむことができます。
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
32S5200Aは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
4Kではないので注意
テレビは、画面に細かいドットが並べられており、1つ1つがさまざまな色に光ることで映像を表現します。この画面を構成するドットの数を画素数と呼びます。32S5200Aは、高画質で有名な4Kのテレビではなく『フルHD(フルハイビジョン)』のテレビになります。4KとフルHDでは、画面に並べられたドットの数が違います。
【4K】
横3840 x 縦2160 個のドット
【フルHD】
横1920 x 縦1080 個のドット
そのため、32S5200Aでは、4Kのような繊細な映像は期待できませんのでご注意ください。
4Kなどの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4Kやフルハイビジョン(1920×1080)の144Hzなどの映像で楽しめる製品もありますが、32S5200Aは、そのような映像信号には対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大で1920×1080 60Hzまでになりますのでご注意ください。
32S5200Aの購入者の感想
・コスパ最高。想像以上にクリアな画像
・この金額でこの性能はないと思う
・音質はいまいち
・リモコンが縦長で慣れが必要
32S5200Aはこんな方におすすめ
「32V型のコンパクトで低価格なAndroid TVを探している」という方には、32S5200Aはおすすめです。かなりお求めやすい価格で高機能なAndroid TVを購入できます。ただし、ななめから見ると白っぽくなりやすい点、4Kなどの映像をHDMI端子に入力できない点(最大1920 x 1080 60Hz)は、ご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
仕様について
型式 | 32S5200A |
画面サイズ | 32V |
解像度 | 1920 x 1080 |
地デジチューナー | 2 |
BS/CSチューナー | 2 |
HDMI数 | 2 |
ARC | HDMI1のみ |
バックライト方式 | 直下型LED |
LANポート | 1 |
Wi-Fi内蔵 | 2.4/5GHz |
ネット動画 | 対応 |
HDD録画 | 対応(外付けHDD別売り) |
VESA規格 | 100 x 100mm |
外形寸法(cm) | 73.1 x 48.4 x 18.0 |
重量(kg) | 4.4 |
付属品 | 取扱説明書、保証書、リモコン、miniBCASカードなど |