テレビの購入を検討中。ハイセンスの
・32A30G(2021年モデル)
・32A35G(2021年モデル)
この2モデルの違いは何?注意すべき点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・32A30G/32A35Gの違いと共通する注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
32A30G/32A35Gの違い
販売ルートの違い
32A30G/32A35Gは、仕様、サイズ、重量、取扱説明書など同じで、『販売ルート』が違います。例えば、Amazonでは、どちらも取り扱いがありますが、「この家電量販店では、32A35Gのみ」のように、流通しているルートが違うだけになります。
共通する注意点や特徴
どちらのテレビを選ぶ場合でも注意してもらいたい点をご紹介します。以後は『32A30G/A35G』とまとめて表記させて頂きます。
ななめから見てもきれいな映像が楽しめる
液晶テレビは、使用している液晶パネルの種類によって画質が変わります。特に32V型は『VAパネル』と呼ばれる液晶パネルを採用している場合が多いのですが、VAパネルは画面に角度をつけてななめから見ると色が変色しやすいという特徴があります。
しかし、32A30G/32A35Gは、先ほどの写真のIPSパネルと同様に、ななめから見ても色の変化が少ない『ADSパネル』を採用しているので、画面をななめから見ても美しい映像を楽しむことができます。
ネット動画の視聴機能はなし
32A30G/35Gは、低価格が魅力のテレビですが、YouTubeなどのネット動画を楽しむための機能は内蔵していません。そのため、ネット動画を楽しみたい方は、外付けの機器(Fire TV Stickなど)が必要になりますのでご注意ください。
ハイビジョンのテレビなので注意
テレビは、画面に細かいドットが並べられており、1つ1つがさまざまな色に光ることで映像を表現します。この画面を構成するドットの数を画素数と呼びます。32A30G/A35Gは、高画質で有名な4Kのテレビではなく『ハイビジョン』のテレビになります。4Kとハイビジョンでは、画面に並べられたドットの数が違います。
【4K】
横3840 x 縦2160 個のドット
【ハイビジョン】
横1366 x 縦768 個のドット
そのため、32A30G/A35Gでは、4Kのような繊細な映像は期待できませんのでご注意ください。
4Kなどの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4Kやフルハイビジョン(1920×1080)の144Hzなどの映像で楽しめる製品もありますが、32A30G/A35Gは、そのような映像信号には対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大で1920×1080 60Hzまでになりますのでご注意ください。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
32A30G/A35Gは、倍速は非対応です。ご注意ください。
購入者の感想
※2モデル実質同じなので32A35Gの購入者の声を抜粋
・コスパが高い。見るだけなら十分
・画質、音質ともに満足。価格以上で満足
・音にこだわるなら外付けスピーカーが必要
・音は低音が弱い
ご希望別のおすすめモデル
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
※実質同じモデルなので価格をチェックして安い方を選ぶと良いかと思います。
AmazonやXPRICEなどを利用することが多い方:32A35G
Amazonやソフマップなどを利用することが多い方:32A30G
仕様について
型番 | 32A30G | 32A35G |
画面サイズ | 32V型 | |
画素数 | 1366 x 768 | |
パネル方式 | ADSパネル | |
地デジチューナー | 2 | |
BS/CSチューナー | 2 | |
ネット動画 | 非対応 | |
Wi-Fi | 非対応 | |
HDMI入力数 | 2 | |
LAN | 1(データ通信用) | |
HDD録画 | 対応 | |
壁掛け | 100 x 200 mm | |
添付品 | 保証書、取扱説明書、リモコン(電池含む)、miniB-CASカードなど |