ダイソーのライトニングケーブル(充電用)は普通に使えるの?実際に使った感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・ダイソーのライトニングケーブル(充電用)を実際に使用した感想をご紹介します。
・純正(Apple製)と充電速度を比較した結果もご紹介します。
ハードウェアエンジニアのうましが解説を行います。
ダイソーのライトニングケーブルを使用した感想
(純正ライトニングケーブルは高いな・・・)
そう感じる方も少なくないかと思います。今回は、『ダイソー』に充電用のライトニングケーブルが販売されていたので、実際に使用できるかを確認しました。
今回はこちらの2点を実際に使ってみました
実際に開封して使ってみる
開封して実際に使用してみます!
どちらのケーブルもiPhone/iPadを特に問題なく充電できることを確認しました。
充電速度を純正ケーブルと比較
純正とダイソーのライトニングケーブルの充電速度を比較してみました。充電する機器は、iPhone SE2を使用しました。
USB充電器には純正の5V/2.4Aを使用しました
充電速度の比較結果
※ダイソーのケーブルを2本確認しましたが充電速度は全く同じでした
意外にダイソーのケーブルが早かったです
ダイソーの方が早いという結果になりました。ダイソーのケーブルを使用した場合は、最大で2.0Aほど充電電流が流れるのに対して、純正のライトニングケーブルは、最大の充電電流が1.6Aに制限されているようでした。純正は2本確認して2本とも同じ傾向が見られました。
純正は最大1.6Aほどしか流れなかった
ダイソーは最大2.0Aほども流れた
これは、純正のケーブルに入っているチップと本体が認証を行い、安全性などを考慮して充電電流を制御しているからだと思われます。ダイソーのケーブルはシンプルな構造なので充電する電流が多いようです。
ダイソーの方が充電は早いですが、充電電流が少ない純正の方が発熱を抑えることができますので、iPhoneには優しい使い方になります。
【重要】MFi認証について
『MFi認証』とは、Appleが規定している性能をしっかりと満たしている製品ということを証明するための認証です。ダイソーのライトニングケーブルはMFi認証は取得していない商品になります。
MFi = Made For iPhone/iPad/iPodの略
MFi認証のロゴ
今回のダイソーのケーブルは、10回ずつほど充電してみましたが、特に問題なく充電できました。ただし、「安心して使用したい」と感じるのであれば、やはりMFi認証のケーブルを使用することを強くおすすめします。
「純正のライトニングケーブルは高いな」と感じる方には、低価格でMFi認証を取得しているAmazonベーシックのライトニングケーブルがおすすめです。僕も実際に使用していますが良いですよ!
結論:充電は普通にできたけどMFi規格に非対応なのでおすすめはできない
今回、実際にダイソーのライトニングケーブルを使ってみて充電は普通にできました。しかし、MFi認証が取得されていないのは、やはり気になるところです。
安いのは魅力ですが・・・
「出張や旅行の時にケーブルを忘れてしまった」などのように一時的に使用するには良いかと思いますが、やはり自宅などで日常的に使用するのは、MFi認証のライトニングケーブルが安心です。
くり返しになりますが、「価格を抑えて安心のMFi認証を取得しているケーブルはないかな?」とお考えの方には、僕も毎日使用している『Amazonベーシック』のライトニングケーブルをおすすめします。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
実際に使用した感想を本音でご紹介していますが、全ての環境での動作を保証するための記事ではございませんのでご了承ください。