ドライブレコーダーを自分で取り付けてみようかと検討中。実際に取り付けた人の感想を参考に聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・自分でドライブレコーダー(前・後)をエリシオン(ミニバン)に取り付けた方法をご紹介します。
ハードウェアエンジニアのうましが解説を行います。
自分でドライブレコーダーを取り付けてみた
最近は、あおり運転の対策や事故が発生した時の証拠として『ドライブレコーダー』は非常に重要と言われています。我が家のミニバン(エリシオン)は、ドライブレコーダーを搭載していなかったので今回は自分でフロント・リアの2カメラのドライブレコーダーを取り付けてみました。
自動車のカスタムなどには全く興味がなく自動車に関しては完全に素人ですが、調べながらそれなりにきれいに配線できました。今回は、自分自身の記録(忘備録)もかねて記事を書きました。
取り付けたドライブレコーダー:コムテック ZDR035
安いドライブレコーダーも多いですが、やはり安心を優先したかったので、Amazonのランキング1位(購入時)で安心の日本企業(愛知県)のコムテックのZDR035を購入しました。
商品の箱の様子
商品の内容
・フロントカメラ
・リアカメラ
・microSDカード(32GB)
・取扱説明書
・脱脂クリーナー
・フロント用両面テープ
・リア用両面テープ
・シガープラグコード(約4m)
・カメラケーブル(約9m)
※フロントカメラとリアカメラ接続用
microSDはフロントカメラにすでに内蔵されています
実際に取り付けてみる
用意した方が良いもの:伸ばしたワイヤーハンガー
今回は、自宅にあったワイヤーハンガーを伸ばして先を丸めてこのような道具を作成しました。
使用後なので汚れています
専用のケーブル通し、もしくはこの伸ばしたワイヤーハンガーのような道具がないと配線を車内を通すのはほぼ不可能(特にリア)のように思います。ケーブルを通すための専用工具、もしくはこのような伸ばしたワイヤーハンガーなどをご準備することをおすすめします。
リアの配線
カメラケーブル(約9m)を通していきます。
伸ばしたワイヤーハンガー使ってケーブルを通します
ジャバラのB、Cを外し、A-B、B-Cの2回に分けてAからCまで通します。これが最難関でここさえ通過できれば後は簡単ですが、ここがうまくいかない人が多いようです。ジャバラの中には他の配線も多いので強引に通そうとして切らないように注意してください。
防水用ゴム(トリム)をはがします。強く引っ張るとずるずると簡単に外せます
3列目左シート用のシートベルトカバーを外します。外側に向かって引っ張ると外せます
通し方はいろいろあると思うのですが、僕は手軽さを重視したかったのでカバーから配線を出しました
3列目の左側のシートの下に通します
マットの下に配線を通します。マットは左右から内側に寄せると簡単に外せます。
マットの下に配線を通します。3列目左から助手席に向かって前に配線していきます。
助手席のマットの下まで通したら突き当りを左に曲がります
助手席のドアのトリムをはがします
カバーを外します
配線を通します。伸ばしたワイヤーハンガーを上から通して、下まで来ているケーブルを引き上げます。
フロントガラスにそって右に曲がります。ガラスの上に押し込んで隠しながら右へケーブルを進めます。
フロントカメラにケーブルを接続します。外した助手席のカバーを戻します。
フロントの配線
シガープラグコード(約4m)を配線していきます。リアに比べるとフロントは非常に簡単です。リアと重複するところはコピペしています。
シガーソケットプラグ側をシガーソケットの近くに置きつつ(安全のためにプラグは最後に接続)、反対側の頭を助手席のマットの下まで通したら突き当りを左に曲がります
助手席のドアのトリムをはがします
カバーを外します
配線を通します。伸ばしたワイヤーハンガーを上から通して、下まで来ているケーブルを引き上げます。
フロントガラスにそって右に曲がります。ガラスの上に隠しながら右へケーブルを進めます。
フロントカメラにケーブルを接続します。外した助手席のカバーを戻します。
シガーソケットに接続して完了です
想像したより簡単だった(個人的な感想)
今回は、自宅のエリシオンに自分でドライブレコーダーを取り付けてみましたが、予想していたよりも簡単に作業が終わりました。ただ、僕の場合は最難関のジャバラ部分が運良くスルっと通過できたことが良かったのですが、ネットで他の人の記事を確認したところ車種などによっては非常に苦労される方も多いようです。
僕の場合はこのジャバラにスルっと(運良く)通せたので簡単に終わりました
結果だけをお伝えすると「自動車のカスタムなどにも興味がなく消耗品の交換すら一切したことがない僕でも前後のドライブレコーダーを取り付けることは可能」でした。参考にしてもらえるとありがたいです。
今回取り付けたドライブレコーダー
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
今回の記事はあくまでご参考にしてもらうために作成しました。トラブルなどの責任は負いかねますので、ドライブレコーダーの取り付けは自己責任で行ってください。