【LG】75QNED85JRA/86QNED85JRAのレビュー・注意点・感想

こんな質問にお答えします。

QNED85JRAシリーズのレビュー

LGは、韓国の企業でお求めやすい価格と良質な品質で世界中で愛されているテレビを販売しています。今回は、細かい部分は省略しつつ、QNED85JRAシリーズの特徴や注意点をご紹介します。

QNED85JRAシリーズの特徴や注意点

黒をしっかりと黒く表現するための技術を多数採用

液晶テレビの「画質の良さ」を判断する1つの基準に「黒をどれだけしっかりと黒く表現できるか」というものがあります。液晶テレビは、光（バックライト）を当てることで映像を映し出しているので、夜空や宇宙のような黒い部分にも光が当たってしまい白くなりやすい傾向があります。

画像引用：EIZO

QNED85JRAシリーズは、MiniLEDおよび高精細直下型エリア駆動を採用しており必要な部分だけに光を当てることで、黒い部分が白くなることを抑えて美しい映像を楽しむことができます。

右：MiniLEDのイメージ

画像引用：LG

QNED採用でより豊かな色彩を表現

QNED85JRAシリーズは、『QNED』を採用することで、よりあざやかで豊かな色彩を表現することができます。QNEDとは、量子ドットテクノロジーとナノセルカラーテクノロジーを組み合わせることにより、豊かな色彩を表現することができる技術です。

画像引用：LG

ネット動画も楽しめる

QNED85JRAシリーズは、ネット動画を視聴するための機能を内蔵しているので、ご自宅のWi-Fiに接続するとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。

画像引用：LG

スポーツもなめらかに楽しめる倍速対応

テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。

QNED85JRAシリーズは、倍速に対応したモデルですので、スポーツもスムーズでなめらかな映像を楽しむことができます。

HDMI2.1に対応（4K 120Hz対応など）

最近のテレビゲームなどは、4K 120Hzなどの高画質で楽しめる製品も増えています。HDMI2.1に対応していると次のメリットがあります。

・4K 120Hz対応
・VRR対応

AMD FreeSync Premium対応で、ティアリング（映像の乱れ）を抑えたり、4K 120Hzのなめらかな映像でゲームも快適に楽しむことができます。

画像引用：LG

録画機能は注意（内蔵しているチューナーは少なめ）

QNED85JRAシリーズは、内蔵しているチューナー数が少なめのシリーズです。

・4Kチューナー：1系統
・地デジチューナー：2系統
・BS/CSチューナー：2系統

そのため、裏番組録画に関しては、4K放送はできず、地デジやBS/CSは1番組のみです。裏番組録画をよく活用される方は、この点にはご注意ください。

重量があるので設置時には注意が必要

QNED85JRAシリーズは基本的に大型のサイズを取り扱っています。86V型になると60.1kg（スタンド含む）となっています。さすがに1人で設置するのは危険です。設置業者に依頼する、知人やご家族に手伝ってもらうなどを強くおすすめします。

QNED85JRAシリーズはこんな方におすすめ

「とにかく高画質を楽しめる4K液晶テレビが良い」という方には、LGのQNED85JRAシリーズはとてもおすすめです。しかし、チューナーが少なめの点、非常に重量が重い点などにはご注意ください。

大画面が楽しめる75V型

圧巻の臨場感が楽しめる86V型

QNED85JRAシリーズの仕様

型式	75QNED85JRA	86QNED85JRA
画面ｻｲｽﾞ	75V型	86V型
解像度	4K
ﾊﾞｯｸﾗｲﾄ	MiniLED+高精細直下型エリア駆動
倍速	対応
4Kﾁｭｰﾅｰ	1
地ﾃﾞｼﾞﾁｭｰﾅｰ	2
BS/CSﾁｭｰﾅｰ	2
HDMI数	4
ARC/eARC	HDMI3のみ
LAN端子	1
無線LAN	対応
番組録画	外付けHDDで対応可能
外形寸法スタンド含む	167.3 x 102.7 x 35.9 cm	192.5 x 116.5 x 35.9 cm
重量スタンド含む	42.9 kg	60.1 kg
添付品	マジックリモコン（電池含む）、電源ケーブルなど

大画面が楽しめる75V型

圧巻の臨場感が楽しめる86V型