テレビの購入を検討中。
・P745シリーズ(TCL)
・P747シリーズ(TCL)
この2つのシリーズの違いは何?注意点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・TCLのP745/P747シリーズの違いや注意点をご紹介します。
・購入者の感想をご紹介します。
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
P745/P747の違い
TCLは、テレビ販売台数が世界2位(2019年)になるほど、世界中で選ばれている中国の家電メーカーです。P745/P747シリーズは、どちらもTCLの4Kテレビで、結論から申し上げると実質同じシリーズです。
販売先の違い
P745シリーズは、楽天や家電量販店などで広く販売されていますが、P747シリーズは『Amazon限定モデル』です。P745/P747シリーズは、色の違いなどはありますがテレビの性能に関しての違いはありません。
P745/P747の共通の注意点や特徴
P745/P747シリーズを選ぶ際の共通の注意点や特徴をご紹介します
ネット動画や地デジも4K画質で楽しめる
美しい映像を楽しむためにテレビメーカーは独自に、画像処理エンジンを開発しています。P745/P747シリーズは、『Algo EngineⅡ』を採用することで、繊細さ、色彩、コントラスト(色のメリハリ)などの補正を行うことで高画質を実現します。
また、Algo EngineⅡが地デジやネット動画のような画質があらい(低解像度)の映像も4Kにアップスケーリングすることで繊細な映像を楽しむことができます。
Algo EngineⅡのイメージ
WCG対応
P745/P747シリーズは、WCG(広色域)を採用していますので、よりあざやかな色彩で映像を表現することが可能です。
右:WCGのイメージ
画像引用:TCL
Google TV内蔵でネット動画も楽しめる
P745/P747シリーズは、『Google TV』を内蔵していますので、ご自宅のWi-Fiに接続をするとYouTubeなどのネット動画もテレビの画面で楽しむことができます。また、リモコンには『ダイレクトボタン』が配置されていますので、そちらを押すとワンプッシュでネット動画のアプリを起動できるのも便利です。
Google TV
DLG 120Hz対応
P745/P747シリーズは、55V型以上のサイズで『DLG』を採用しています。DLGは、ゲームをプレイする際に応答速度やリフレッシュレートを最適化することでより快適にゲームを楽しむことができる機能です。
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
P745/P747シリーズは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
P745/P747シリーズは、倍速は非対応です。ご注意ください。
購入者の声
・コスパは最高
・この価格で画質は文句なし
・早く買い替えれば良かった
・内蔵スピーカーの音質はいまいち
ご希望別のおすすめシリーズ
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!