【ハイセンス】A6H/A6Kの違い比較・どっちがおすすめ？

質問する人

テレビの購入を検討中。ハイセンスの
・A6Hシリーズ（2022年モデル）
・A6Kシリーズ（2023年モデル）
この2つのシリーズの違いは何？注意すべき点とかあるの？購入者の感想を聞いてみたいな。

こんな質問にお答えします。

◆この記事の内容
・A6H/A6Kシリーズの違いや共通する注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します

うまし

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します

A6H/A6Kの違い
1. 4Kチューナーの数（録画機能）
2. 対応しているネット動画の違い
A6H/A6Kの共通の注意点
購入者の感想
ご希望別のおすすめシリーズ
1. お買い得にネット動画も楽しみたい方：A6Hシリーズ
2. 新しい多機能なテレビが良い方：A6Kシリーズ

A6H/A6Kの違い

4Kチューナーの数（録画機能）

A6H/A6Kシリーズは、内蔵しているチューナーの数に違いがあります。

【A6H】※2022年モデル
・4Kチューナー x 1
・地デジチューナー x 2
・BS/CSチューナー x 2

【A6K】※2023年モデル
・4Kチューナー x 2
・地デジチューナー x 2
・BS/CSチューナー x 2

A6Hシリーズでは、地デジなどの裏番組録画は1チャンネル、4K放送の裏番組録画は不可でしたが、A6Kシリーズは4K放送の裏番組録画も1チャンネルできるようになりました。

対応しているネット動画の違い

A6Kシリーズでは、DAZNやTVer、FODなどのアプリが新たに追加されています。そのため、A6Kシリーズの方が、より多くの動画配信サービスを楽しむことが可能です（17社対応）。また、A6H/A6Kシリーズは、リモコンのダイレクトボタンにも違いがあります。

左：A6H用 / 右：A6K用
画像引用：ハイセンス

A6H/A6Kの共通の注意点

サイズで液晶パネルのタイプが違う

難しいお話ではないので、必ず確認してもらいたい重要なポイントがあります。テレビには次の2種類の液晶パネルのどちらかが使用されています。

・VAパネル
・ADSパネル（IPSパネル）

次の画像を見てもらうと理解しやすいかと思いますが、VAパネルは正面から見る場合は、きれいな映像を楽しむことができますが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。

IPSパネルとADSパネルは実質同じです。

画像引用：RTINGS

IPSパネル（ADSパネルと実質同じ）は、ななめから画面を見ても色の変化が少ないですが、VAパネルを角度をつけて見ると白っぽくなっていることが分かります。VAパネルの方が、正面から見る場合は、コントラスト（色のメリハリ）がしっかりとした引き締まった映像を楽しめますが、画面をななめから見ると白っぽくなりやすいという性質があります。

A6H/A6Kシリーズは、サイズで採用している液晶パネルの種類が違います。

●：VA / ★：ADS

サイズ	A6H	A6K
43V型	★	★
50V型	●	●
55V型	★	★
65V型	★	★
75V型	★	★

そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビの画面をななめから見る機会が多い」という方は、ADSパネルを採用しているサイズ（50V型以外）を選ぶことをおすすめします。

速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応

テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。