テレビの購入を検討中。
・W80Aシリーズ(パナソニック)
このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?
こんな質問にお答えします。
・パナソニックのW80Aシリーズの特徴や注意点をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
W80Aシリーズのレビュー
お求めやすさが魅力の4K液晶ビエラ
人気が高いパナソニックのビエラの中でも、W80Aシリーズは、お求めやすさが魅力のシリーズです。今回は、W80Aシリーズの特徴や注意点をご紹介します。
W80Aシリーズの特徴や注意点
Fire TVを内蔵でネット動画視聴だけではなく家電操作も可能
W80Aシリーズは、Fire TVを内蔵しているので、ネット動画を楽しむだけではなく、Alexa対応スマートホーム製品を操作することも可能です。
ネット動画も高画質で楽しめる機能を搭載
W80Aシリーズは、ネット動画で発生することが多いグラデーション部分のガクガクした映像(バンディングノイズ)を抑制する機能を搭載していますので、ネット動画もより高画質で楽しむことが可能です。
バンディングノイズ対策なし
※グラデーションにガクガクしたノイズ
バンディングノイズ対策あり
画像引用:パナソニック
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
W80Aシリーズは、倍速に対応していません。ご注意ください。
ゲームも60Hzまで
テレビはパラパラ漫画のように1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、激しい動きのゲームではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。
グレードの高いW90Aシリーズなどは、ゲームモード時に144Hz(1秒間に144回)の映像を切り替えることで非常になめらかにゲームを楽しむことができますが、W80Aシリーズは60Hzまでですのでご注意ください。
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
W80Aシリーズは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
W80Aシリーズはこんな方におすすめ
「価格を抑えつつ、人気のビエラの4K液晶テレビを購入したい」という方には、W80Aシリーズがおすすめです。ただし、VAパネルを採用しているのでななめから見ると白っぽくなりやすい点、倍速は非対応の点はご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
お求めやすさが魅力の43V型
選ばれることが多い大人気の50V型
W80Aシリーズの仕様
型式 | TV-43W80A | TV-50W80A |
画面サイズ | 43V型 | 50V型 |
解像度 | 4K(3840 x 2160) | |
パネル方式 | VA | |
スピーカー | フルレンジ x 2 | |
4Kチューナー | 2 | |
地デジ | 2 | |
BS・CSチューナー | 2 | |
HDMI数 | 3 | |
eARC/ARC | HDMI 2のみ | |
LAN端子 | 1 | |
Wi-Fi | 2.4 / 5 GHz | |
外付けHDD録画 | 対応 | |
壁掛け | オプション金具(別売り)で可能 | |
外形寸法(cm) スタンドを含む |
96.5 x 61.7 x 21.9 | 112.0 x 72.0 x 26.9 |
重量(kg) スタンドを含む |
9.0 | 11.5 |
付属品 | スタンド、リモコン(電池含む)、取扱説明書など |