テレビの購入を検討中。
・CG50-S2(FPD)
このテレビは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?購入者の感想も聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・CG50-S2の特徴や注意点をご紹介します。
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
CG50-S2のレビュー
ハイテク企業が並ぶ深セン市の高コスパの格安スマートテレビ
FPDは、ハイテク企業が並び『アジアのシリコンバレー』と呼ばれる中国深セン市の企業であるKTCのブランドです。今回は、CG50-S2の特徴や注意点をご紹介します。
CG50-S2の特徴や注意点
Mini LEDバックライト採用でしっかりと黒を表現
液晶テレビの「画質の良さ」を判断する1つの基準に「黒をどれだけしっかりと黒く表現できるか」というものがあります。液晶テレビは、光(バックライト)を当てることで映像を映し出しているので、夜空や宇宙のような黒い部分にも光が当たってしまい白くなりやすい傾向があります。
CG50-S2は、『Mini LEDバックライト』を採用することで、黒い部分が白くなることを抑えて、黒をしっかりと黒く表現してくれます。
テレビの大画面でネット動画も楽しめる
CG50-S2は、『Google TV』を内蔵していますので、テレビをご自宅のWi-Fiに接続すると大画面でネット動画も楽しむことができます。
Google TV内蔵でネット動画も豊富
画像引用:FPD
ななめから見ると白っぽくなりやすい
CG50-S2は、『VAパネル』と呼ばれるタイプの液晶パネルを採用しています。VAパネルは、正面から見ると色のメリハリ(コントラスト)がしっかりとした映像を楽しめるのですが、ななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。
そのため、お部屋のレイアウトの関係でテレビを見る時に画面を正面からではなく角度をつけてななめから見る機会が多いという方には注意が必要です。
スポーツもなめらかに楽しめる倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
CG50-S2は倍速機能は対応していないのでご注意ください(ゲームも60Hzまでです)
その名の通りチューナーレスなのでテレビ放送を視聴できない
『チューナーレス』の名の通り、地デジ放送やBS/CS放送を視聴するためのチューナーを内蔵していません。そのため、
・地上波(地デジ)も楽しみたい
・BS/CS放送も視聴したい
という方には、おすすめできない商品になっています。テレビ放送は視聴できないという点は必ずご理解の上で購入してください。
CG50-S2の購入者の声
・色が明るくきれい
・画質も音質も期待通り
・内蔵スピーカーはこもったような音質
・スマホほどサクサク動かない
CG50-S2はこんな方におすすめ
「テレビ放送は視聴しないので、ネット動画を楽しめる低価格なテレビを探している」という方には、CG50-S2はおすすめです。かなりお求めやすい価格で高機能なGoogle TVを購入できます。ただし、ななめから見ると白っぽくなりやすい点、チューナーレスなので地デジやBS/CSなどを視聴できない点などは、ご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
CG50-S2の仕様
型式 | CG50-S2 |
画面サイズ | 50V型 |
解像度 | 4K(3840 x 2160) |
液晶パネル | VAパネル |
4Kチューナー | なし |
地デジチューナー | なし |
BS/CSチューナー | なし |
HDMI数 | 3 |
LAN端子 | 1 |
Wi-Fi | 対応 |
外形寸法(cm) ※スタンド含む |
111.1 x 68.8 x 26.0 |
付属品 | リモコン(電池含む)、取扱説明書など |