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ミュージシャンにあこがれたフリーターの後悔と悲惨な末路

読み物
俺が夢を追っていた間に同級生は大学を卒業したんだ

僕が『夢を追う』などとダラダラと人生の時間をムダにしていた4年の間に同級生はコツコツと大学や専門学校を卒業したり、資格を取得したり、未来に向かって堅実に努力をしていたということに気づいたんです。

僕には・・・何もない

あわてて、本を読んで勉強した時、初めて自分が働いていたレコード店の時給が法に触れるほど安いということを知りました。

「夢を追うなんて素敵」などと言っていた店長に僕は安く利用されていただけなんです。

僕は就職活動をして正社員として働くために採用試験を20社ほど受けまくりましたが全て落とされました。フリーターの期間がネックで就職試験で毎回聞かれるんです。

悪徳っぽい訪問販売の会社とか汚くて誰もしたがらないような仕事とかならあったのですが、ダラダラと時間を過ごしてきた僕にまともな就職先なんてないんです。その後もカラオケ店などでフリーターとして働きました。

26歳くらいになると同級生が堅実に結婚して家庭を築いていくのを見て無力感を感じるようになりました。同年代の女性はフリーターの僕には見向きもしてくれません。

それからは、工場の夜勤のバイトをしています。給料は12万円で社会保険がなく年金も払っていませんし、保険証すら持っていませんでした。

「このまま俺の人生は終わるのかな?」

そんな不安を抱えながら毎日を過ごしていますよ。夢も希望もありませんね。