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派遣切りが不安だった派遣社員の転機|派遣の末路は悲惨

読み物

Y社の取引先が突然倒産したんです。その影響でY社の売り上げは激減しました。僕は派遣会社のマネージャーに呼ばれてこう告げられました。

「Y社との契約は来月いっぱいまでです」

この一言だけで僕を含めてY社に配属された派遣社員は配置の解除になりました。Y社の正社員も金土日の週休3日に変更し、給料カットになるほど経営が悪化したので派遣を雇う余裕なんてなかったんです。派遣の最後はあっけないものです。

僕はその後、Y社と同じ業界のH社に派遣されることになりました。そこでは、Y社に配属された時と同じように、ねじ締め作業を担当することになりました。しかし、40代から50代の人はY社の後、次の配属先すら見つかっていないという話も耳にしました。僕はその時、強く感じたんです。

派遣は安定して生活すらできない

派遣で誰でもできる作業を続けているだけでは専門的な知識やスキルは身に付きません。

スキルを身につけて正社員にならないといけない

そう痛感した僕は未経験者でも安心というプログラミングスクールに通うことにしました。そこで本気でプログラミングを学習し、スクールの紹介もあり、正社員でエンジニアとして転職することができました。

僕が転職して3か月後、H社も経営不振になり、僕と一緒にH社に配属された同僚は派遣切りにあい、その後の派遣先が見つからず、コンビニでバイトをしていると聞きました。僕はあのタイミングでプログラミングスクールに通って転職して正解だったと思っています。

派遣を実際に経験した僕だから断言できますが、派遣という不安定な働き方は絶対におすすめしません。正社員と違って景気が悪くなると真っ先に切られます。悲惨ですが派遣社員というのはそういうものです。

派遣社員として仕事を頑張っても、誰でもできる仕事をさせられるだけで何もスキルは身につきません。エンジニアのように仕事を通じて、自分自身のスキルを高めていける業種に転職することをおすすめしますよ。

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