iPhone SE2/3を使っているけど、MagSafeに対応していない。MagSafeのアクセサリーを使いたいな。簡単にMagSafe化する方法を知りたい。
こんなご質問にお答えします。
・iPhone SE2/3を簡単にMagSafe化する方法が分かります
・MagSafe化するデメリットもご紹介します
ハードウェアエンジニア歴15年、実際にiPhone SE2を使用しているうましです。iPhone SE2をMagSafe化してみたので、ご紹介します。
MagSafe化はマグネット内蔵ケースをおすすめする2つの理由
MagSafe化する方法には、マグネットのシールを貼り付ける方法も良いかと思いますが、「このケースを使いたい」などのこだわりがなければ、マグネット内蔵のケースでMagSafe化する方法を2つの理由からおすすめします。
貼り付ける時にずれる心配がない
シールのように貼り付けてMagSafe化する場合、ガイドは付属していることが多いのですが、緊張したり、雑になったりして位置がずれてしまう可能性もあります。マグネット内蔵のケースは、すでに最適な場所にマグネットが内蔵されているので、そのような心配が不要です。
マグネットがはがれる心配がない
マグネットを貼り付ける位置が正確だったとしても、長年使用していると粘着力が弱くなりマグネットがはがれてしまう可能性があります。しかし、マグネット内蔵のケースの場合は、製品によりますが、ケースにマグネットが埋め込まれているので、はがれるような心配はありません。
以上のことから、シールタイプではなく、マグネットが内蔵されているケースを使用してMagSafe化することをおすすめします。僕が選んだケースはこちらです。
実際にケースを装着してみる
購入したマグネット内蔵のケースをiPhone SE2に実際に装着してみます。
磁石なのでスチール缶がくっつきます
ケースを装着するだけで、SE2の最適な場所にマグネットのリングができます。シールと違って貼り付ける位置を失敗する心配もゼロです。
想像以上に磁石が強力です。MagSafe用ワイヤレス充電器のパッドに吸着すると余裕でiPhoneを持ち上げられます。ケースによっては磁石の弱い製品もあるかもしれませんので、ケースの選定は注意が必要です。これでMagSafe対応のアクセサリーを活用できるので楽しみです。
SE2をMagSafe化したデメリット
ワイヤレス充電の充電速度が低下
※以下の4つの条件で充電速度の比較を行いました。
①ケーブル+USB充電器(5V/2A)
②ケーブル+USB充電器(5V/1A)
③ワイヤレス充電(Qi)※非MagSafe状態
④MagSafe化+MagSafe用充電器
黄色がMagSafe化して、MagSafe用充電器を使用したグラフですが、充電が遅いです。MagSafe用ワイヤレス充電器が発熱して充電能力が落ち、回復してまた充電能力が落ちて・・・を繰り返していました。
Qi規格のワイヤレス充電がほぼできなかった
Qi規格のワイヤレス充電器を4機種ほど確認しましたが、異物検知が働いて全く充電できなくなりました。Qiでは『電磁誘導』と呼ばれる技術を利用していますが、磁石が金属物のように悪影響を与えているためだと考えられます。そのため、Qi規格のワイヤレス充電器で充電をする際にはマグネット付きケースは外す必要があります。これは、選定したケースではなく、磁石の位置が原因なので、シールタイプでも同じ傾向はあるかと思われます。
デメリットもあるけどメリットも大
iPhone SE2を今回はMagSafe化して、デメリットもご紹介しましたが、MagSafe専用スタンドに固定することもできて便利なことが多いです。ただ、ワイヤレス充電(Qi)を使う機会が多い方は、MagSafe化は控えた方が良いかと思います。最後に今回使用したマグネットケースをご紹介しておきます。
気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!