iPhoneSE2をMagSafe化したけどデメリットが多い・第2世代をMagSafe化して検証

magsafe化サムネデジタル
うまし
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ハードウェアエンジニア歴15年、電子機器のプロのうましです。MagSafeの解説とMagSafeに対応していないiPhone SE2(第2世代)をMagSafe化して使ってみましたが、気になったことをご紹介します!

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iPhoneSE2をMagSafe化したけどメリットは少ない?

うまし
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まずはMagSafeと切っても切れない『Qi(チー)』について簡単にご紹介します!

Qiを簡単に解説

Qiの様子

Qi(チー)とはアンドロイドもiPhoneも充電できるワイヤレス充電の規格です。Qiに対応したスマホやiPhoneなら同じワイヤレス充電器で充電できるので充電用のケーブルを気にすることなく充電することができて便利です。充電パッドの上にポンと置くと簡単に充電できます。

MagSafeを簡単に解説

MagSafeはAppleの規格でQiと互換がある、すなわちQiもMagSafeも充電の規格は同じです。

それなら何が違うの?QiもMagSafeも一緒なんでしょ?

うまし
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MagSafeの『Mag』、すなわちマグネット(磁石)を利用することによってQiの弱点を補ったのがMagSafeなんですね!

Qiの弱点を改善したMagSafe

Qi対応のスマホやiPhoneであれば、簡単にワイヤレス充電ができるQiですが弱点があります。それは、ずれたら充電の速度が落ちたり充電できないということです。そのため、充電中にスマホが振動でずれたりするとうまく充電できません。

Qiずれ
Qiはずれるとうまく充電できない…

MagSafeは、iPhoneが1番充電の効率が良い部分に磁石で充電パッドを固定することでずれに強い状態でワイヤレス充電を行うことができます。

貼り付けケース
MagSafeは磁石で固定!

ただ、MagSafeに対応しているiPhoneは新しい機種(iPhone12/iPhone13シリーズ)に限られます。

うまし
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僕が使用しているiPhone SE2(第2世代)は対応していないんですね。そのため、SE2を『MagSafe化』した場合、どのようなメリット・デメリットがあるかを検証してみました。

iPhone SE2をMagSafe化する

iPhone SE2をMagSafe化するのは簡単です。マグネットを内蔵したケースを使用してMagSafe対応のワイヤレス充電器を用意するとiPhone SE2もMagSafe化をすることができます。

ケース選定

iPhone SE2用のマグネット付きケースはAmazonでこちらを購入しました。

magsafeに缶マグネットなのでスチール缶にくっつきます笑

マグネットケース
後ろにマグネットの輪ができました

MagSafe対応ワイヤレス充電器の選定

MagSafeの充電を行うためのワイヤレス充電器はApple純正を検討したのですが「人気が高い商品を選定した方がこれから購入を検討する方の役に立つのでは?」と考えて、2021年12月末時点にAmazonで売り上げランキング1位のMagSafe互換充電器のこちらを購入しました。

Aioockee充電器パッケージ

Aioockee中身商品の内容

Aioockeeパッド表充電パッド(表)

Aioockee充電パッド裏充電パッド(裏)

SE2を吊り上げるiPhone SE2を吊り上げることができるくらい磁力が強いです(真似して落下されても責任は負いませんのでご注意を!)

Aioockeeで充電実際の充電の様子

充電のカーブ

magsafeカーブ

ケーブル、Qi、MagSafeで充電した場合の充電カーブを比較しました。黄色が今回のMagSafeの充電器を使用したグラフですが、一言で言うと

充電が遅い!(苦笑)

ケーブルやQiと比較して、ここまで遅いとストレスを感じるレベルです。今回、MagSafe用に購入したワイヤレス充電器は発熱して充電能力が落ち、戻ってまた充電が落ち・・・を繰り返しているように感じました。テストした時期は12月。室温は20℃くらいなのですが・・・

たしかにマグネットで固定するのでずれる心配はなさそうです。

上記は1年ほど使用したiPhone SE2(バッテリー残量90%)を使用しているため充電速度が早いことをご理解頂き、カーブはご参考程度にしてもらえればと思います。

MagSafe化のテストをして気になったこと

充電パッドが熱を持つ

今まで、Qiも含めて10種類以上のワイヤレス充電器を試してきましたが、断トツで今回のMagSafe対応ワイヤレス充電器の充電パッドが熱を発します。

触れないほど熱いと感じるほどはないので危険性は感じませんが、他のQiの充電パッドが人肌程度だとするとMagSafe互換はさらに5~10℃は高いです。熱を持つということはエネルギーをムダに熱として捨てているので効率が悪く省エネではないことを意味します。

選べるケースが少ない

ケーブル充電なら好きなケースを選ぶことができます。それが「ワイヤレス充電したい」と思えば4mm程度までの厚みのケースに限られますし、充電部分に金属が使用されていないケースを選ぶ必要があります。さらにMagSafe対応のケースとなると、マグネット付きケースが必要になり選択肢はさらに限られます。

お金がかかる

今回はiPhone SE2をMagSafe化しましたが、マグネット付きケースとMagSafe対応の充電器をそろえるのに価格を抑えても5,000円はかかりました。これがQiのワイヤレス充電(平置きタイプ)で良ければ、1,500円程度で実現できます。MagSafeはどうしてもコストがかかりますね。

iPhone SE2をMagSafeにするメリットは少ない

今回は、興味本位で「iPhone SE2をMagSafe化したらどうかな?」と考えて検証を行いましたが、iPhone SE2をわざわざMagSafe化するメリットは少ないように感じました。これは価値観の問題ですので「いや、自分はしっかりマグネットで固定して充電したい」という方にはMagSafeが向いていると思いますが、僕は

・ポンと置いて充電できる
・熱が少ない
・ケースが多い
・価格が安い

これだけのメリットがあるQiの方が、iPhone SE2には合っているように感じます。もしかするとワイヤレス充電器をApple純正にするなど選定し直すと充電速度の改善や発熱の低下などが期待できるかもしれません。ただ、「コストをかけてそこまでMagSafeにこだわる必要があるか?」と考えると疑問に思います。

ちなみに僕はQi規格のNANAMIのワイヤレス充電器を使用しています。NANAMIは知名度は低いですがAnker(アンカー)と同じアジアのシリコンバレーと呼ばれる中国の深センの企業です。

うまし
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iPhone SE2でワイヤレス充電をしたい方はNANAMIをおすすめします!

>>NANAMIのワイヤレス充電器の実機レビュー