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ギャンブル依存症になって犯罪者になった男の末路

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ギャンブル依存症になって犯罪者になった男の末路

うましです。今回はギャンブルにはまって犯罪を犯し、刑務所に入ることになった友人のエピソードをご紹介させて頂きます。先に説明しておくとこの刑務所に入った友人は本当に「普通」のやつでした。凶悪な感じではなかったし、礼儀正しいし、本当にどこにでもいるタイプ。しかし、社会人になってギャンブルにはまり一気に転落してしまいました。元々、キラキラしたタイプのやつだったので本当に残念です。

学校中のスーパースターだった友人のT

僕は中学校を卒業後に高専に進学した。高専とは5年間ある学校でエンジニアの養成所みたいなところ。そこでその友人Tと出会った。Tは中学時代は恐ろしいほど秀才だったらしく、たしかクラストップで入学したと聞いた。偏差値75くらいの高校も合格できると担任から言われていたそうだ。

しかし、がり勉タイプではない。陸上の短距離で県大会に出場するくらい運動神経も良く、顔も良く、ギターも演奏するというハイスペックな野郎だった。入学して卒業するまでずっとモテまくっていた。

「いいなぁ・・・」

僕は、正直彼をうらやましく見ていた。思春期にあんなにモテるなんて。Tの学生時代は本当に華やかだったと思う。学校のスーパースターのようなやつだった。

Tの高専時代の成績はというと・・・5年間ずっとビリだった。女の子と遊びまくるのに忙しかったんだろう。高専は就職に有利と言われていて、僕もあっさり就職が決まったけど、さすがに5年間ずっとビリのTは就職活動がきつい。しかし、どうにかTも県内の企業から内定をもらった。

久しぶりのTからの電話

卒業して3年くらいたった頃だったかな。卒業以来初めてTからメールが来た。内容は

「金を貸してくれ」

だった。5万くらいだったから貸すことはたやすかったけど、久しぶりの連絡がそれかよと思って、やんわりと断った。

その年の暮れに学生時代の友達5人くらいで飲んだ時にTから金を貸してくれと連絡があったとみんなが口にした。どうやら、パチスロにのめり込んでしまったらしい。給料やボーナスの大半をパチスロにつぎ込み、生活費を貸してくれと頼んでは、それを軍資金にしてパチスロに使っていたらしい。それからリーマンショックが起こり、Tはリストラにあって実家の近所に就職したと聞いた。

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