
テレビの購入を検討中。
・DL1ライン(シャープ)
このシリーズは、どんな特徴のテレビ?注意点はあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・シャープのDL1ラインの特徴や注意点を解説します
・購入者の感想をご紹介します。

ハードウェアエンジニア歴15年、映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
アクオス DL1ラインのレビュー
色あざやかな映像でネット動画も楽しめるアクオスの4K液晶
DL1ラインは、色あざやかな映像が楽しめる4Kアクオスの液晶テレビのシリーズです。激しい動きの残像を軽減する機能、ネット動画や地デジも高画質にアップコンバートする機能を搭載して美しい映像で楽しめるのが特徴です。サイズは、43/50/65V型の3つから選ぶことができます。
DL1ラインの4つの特徴
地デジやネット動画も4K画質にアップコンバート
DL1ラインは、4K映像だけではなく地デジやネット動画などの画質が荒い(低解像度)の映像も4Kにアップコンバート(変換)して、細部まで緻密に再現してくれる機能を搭載していますので、さまざまな映像を美しく楽しむことができます。
残像を軽減する120スピード搭載
動きが激しいスポーツなどは、残像が発生することがありますが、DL1ラインは、『120スピード』と呼ばれるバックライトを点滅させる技術で残像を軽減し、動きのある映像もクリアに表現してくれます。
ネット動画も手軽に楽しめる
DL1ラインは、動画を視聴するための機能も内蔵し、さらにリモコンには『ダイレクトボタン』を搭載してあるので、すぐにネット動画を起動して楽しむことができます。
スマートスピーカーも対応
DL1ラインは、GoogleアシスタントやAmazon Alexaを搭載したスマートスピーカーにも対応しています。スマートスピーカー(別売り)と組み合わせることで、声でテレビの電源、音量、チャンネルの変更ができるので、より快適にテレビを楽しむことができます。
DL1ラインの注意点
倍速は非対応
DL1ラインは、俗に言う倍速(倍速駆動)は対応していません。テレビは、1秒間に60コマの映像を切り替えて動画を表現していますが、倍速は中間のコマを生成して挿入することで1秒間に120コマにして、よりなめらかに動画を表現する技術です。
DL1ラインで、残像を軽減するために搭載されている『120スピード』は、倍速のようにコマとコマの間に中間の映像を挿入するのではなく、残像を軽減するために黒画面をはさむことにより残像を軽減する技術になります。
倍速駆動ほどの残像の軽減は期待しづらい機能になりますのでご注意ください。
DL1ラインの購入者の声
・コスパは良い。画面もきれい
・ネット動画をすぐ見れるのが便利
・リモコンのボタン配置がいまいち。
・ななめから見ると白っぽくなる
DL1ラインはこんな方におすすめ
「アクオスの4K液晶テレビでネット動画も楽しみたいけど、ハイグレードな画質までは必要ないかな」という方には、DL1ラインがおすすめです。ネット動画も高画質であざやかに楽しむことができます。ただし、倍速駆動は対応していない点は、ご注意ください。

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
低価格でコスパが高い43V型
大画面を味わえる50V型
DL1ラインの仕様詳細
型式 | 4T-C43DL1 | 4T-C50DL1 | 4T-C65DL1 |
画面サイズ | 43V | 50V | 65V |
解像度 | 4K(3840 x 2160) | ||
エンジン | Medalist S2 | ||
4Kチューナー | 2 | ||
地デジチューナー | 3 | ||
BS/CSチューナー | 3 | ||
HDMI数 | 4 | ||
ARC | HDMI4のみ | ||
LAN | 1 | ||
無線LAN | 2.4/5GHz | ||
外付けHDD録画 | 対応 | ||
壁掛け | 専用金具で対応 | ||
外形寸法(cm) | 96.5 x 21.8 x 64.8 | 112.6 x 21.8 x 73.9 | 144.6 x 29.0 x 90.7 |
重量(kg) | 18 | 21 | 28.5 |
付属品 | リモコン(電池含む)、テーブルスタンド、取扱説明書など |