
HUAWEI(ファーウェイ)のリストバンドタイプのスマートウォッチの購入を検討中。たくさん製品があって区別がつかない・・・違いを知りたいな。あとおすすめモデルはどれ?
こんな質問にお答えします。
・HUAWEIのリストバンドタイプ(Bandシリーズ)の製品の違いが分かります
・ご希望に応じたおすすめが分かります

ハードウェアエンジニア歴15年のうましが解説します。
まずは共通点をご紹介
それぞれの違いをご紹介する前に、まずは予備知識としてBandシリーズの共通点をご紹介します。
Bandシリーズ共通の3つの特徴
健康や運動の管理の機能が豊富
Bandシリーズは、睡眠時間や質、運動時の心拍数などの測定機能が豊富ですので、生活の改善に役立つデータを気軽に測定することができます。
血中酸素濃度の測定も行うことができる
コロナで話題になった血中酸素濃度ですが、今回ご紹介するBandシリーズは血中酸素濃度も気軽に測定することができます。ただし、医療用ではなく運動用である点と、今回ご紹介しないBand4など非対応モデルもありますのでご注意ください。
電池の持続時間が長い
他社のスマートウォッチの中には、毎日充電を行う必要があるモデルもありますが、Bandシリーズは、7日以上は使用できる仕様(メーカーサイトによる)になっていますので充電の手間が少ないのも便利です。
Bandシリーズ共通の2つの注意点
防水の期待しすぎは注意
今回ご紹介するBandシリーズは、防水機能ではありますが『5ATM』という規格までになっています。5ATMは、手洗いやプールくらいは問題ありませんが、強い水流がかかったり、スキューバーダイビングのように強い水圧がかかる用途での仕様は想定されていません。また、今回ご紹介していないモデルの中には、さらに防水能力が弱いものもあります。ご注意ください。
サウナや入浴時には外す必要があり
Bandシリーズは高い温度での使用は想定されていません。ネットでは「サウナでも使えた」とのご意見もあるのですが、メーカーが推奨しない使い方になりますので、サウナや入浴時には外すことをおすすめします。
Bandシリーズの違いを解説
今回は、HUAWEI(ファーウェイ)のbandシリーズのスマートウォッチの仕様の違いを以下の3項目別に表にしました。
・ディスプレイ
・センサー
・機能
最後には、悩んだ時のおすすめモデルをご紹介しますので、ぜひご参考にしてもらえればと思います。
ディスプレイ
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モデル | FIT 2 クラシック | FIT 2 アクティブ | FIT new | Band 7 | Band 6 |
サイズ | 縦46 x 横33.5 x 厚さ10.8 mm |
縦46 x 横33.5 x 厚さ10.8 mm |
縦46 x 横30 x 厚さ10.7 mm |
縦44.35 x 横26 x 厚さ9.99 mm |
縦43 x 横25.4 x 厚み10.99 mm |
質量 | 約30 g | 約26 g | 約21 g | 約16 g | 約18 g |
画面サイズ | 1.74インチ | 1.74インチ | 1.64 インチ | 1.47 インチ | 1.47インチ |
画面方式 | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
材質 | フロント: アルミ リア: ポリマー |
フロント: ポリマー リア: ポリマー |
繊維強化 プラスチック |
耐久性ポリマー | 耐久性ポリマー |
センサー
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モデル | FIT 2 クラシック | FIT 2 アクティブ | FIT new | Band 7 | Band 6 |
センサー | 9軸IMUセンサー 光学式心拍センサー |
9軸IMUセンサー 光学式心拍センサー |
6軸IMUセンサー 光学式心拍センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー |
通信 | GPS内蔵 NFC対応 Bluetooth 2.4GHz BT 5.2 BLE対応 |
GPS内蔵 NFC非対応 Bluetooth 2.4GHz BT 5.2 BLE対応 |
GPS内蔵 NFC非対応 Bluetooth 2.4 GHz BT 5.0 BLE対応 |
2.4 GHz BT 5.0 BLE |
2.4 GHz BT5.0 BLE |
機能
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型式 | FIT 2 クラシック | FIT 2 アクティブ | FIT new | Band 7 | Band 6 |
ストラップ | レザー | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
充電 | 磁気充電ポート | 磁気充電ポート | 磁気充電ポート | 磁気充電ポート | 磁気充電ポート |
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
対応OS | Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
Android 6.0以上 iOS 9.0以上 |
動作環境 | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ |
バッテリー時間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | 14日間 | 14日間 |
マイク | 内蔵 | - | - | - | - |
スピーカー | 内蔵 | - | - | - | - |
用途別のおすすめモデル3選

気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
おすすめの定番モデル:HUAWEI Band 7
人気が高い定番モデルです。心拍数や血中酸素濃度などの健康やワークアウト(運動)のデータを取得して生活改善を図りたいという方には、HUAWEI Band 7がおすすめです。機能が充実しており、価格が非常にお求めやすいのが魅力のモデルです。
ランニングも快適に楽しみたい方:HUAWEI WATCH FIT 2アクティブモデル
「ランニングに関する機能が充実しているモデルが良い」という方には、HUAWEI WATCH FIT 2(アクティブモデル)が特におすすめです。GPSを内蔵していないスマートウォッチは、実際に走った距離とスマートウォッチが測定した距離がかなり違う場合が多いのですが、こちらのモデルは、GPSを内蔵しているので、より正確にランニングに関するデータを取得できます。さらに、本体に音楽を保存することもできるのでスマホなしでも音楽を楽しみながら運動をすることもできます。
初スマートウォッチにおすすめモデル:HUAWEI Band 6
仕様はHUAWEI Band 7とほとんど変わりませんが、2021年の前モデルです。HUAWEI Band 7よりもさらにお求めやすいので「初めてスマートウォッチを着けてみたい」という方にもおすすめのモデルです。