テレビの購入を検討中。アイリスオーヤマの『40FB10P』が気になっているけど、どんなテレビ?注意点とかあるの?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・アイリスオーヤマの40FB10Pの特徴が分かります
・注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します
映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します。
40FB10Pのレビュー・注意点
大画面の40V型のフルハイビジョンを低価格で
40FB10Pは、生活家電で有名なアイリスオーヤマの非常に低価格が魅力の40V型のテレビです。一人暮らしや書斎に置くには必要十分で最適な商品ですが、注意点もございますので合わせてご紹介します。
40FB10Pの注意点や特徴
直下型LED採用で高いコントラストを実現
液晶テレビの画質を大きく左右するのが『バックライト方式』です。大きく分けると『エッジ型』と『直下型』の2つに分けられますが、40FB10Pは、直下型を採用しています。そのため、黒を黒く表現するのが得意で、コントラスト(色のメリハリ)がしっかりした映像を楽しむことができます。
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
40FB10Pは、正面から見るとコントラスト(色のメリハリ)がしっかりとした映像を楽しめますが、ななめから見ると白っぽくなりやすい『VAパネル』を採用しています。
そのため、お部屋のレイアウトの関係で「テレビをななめから見る機会が多い」という方は、ご注意ください。
ネット動画の視聴機能はなし
40FB10Pは、低価格が魅力のテレビですが、YouTubeなどのネット動画を楽しむための機能は内蔵していません。そのため、ネット動画を楽しみたい方は、外付けの機器(Fire TV Stickなど)が必要になりますのでご注意ください。
4Kではないので注意
テレビは、画面に細かいドットが並べられており、1つ1つがさまざまな色に光ることで映像を表現します。この画面を構成するドットの数を画素数と呼びます。40FB10Pは、高画質で有名な4Kのテレビではなく『フルHD(フルハイビジョン)』のテレビになります。4KとフルHDでは、画面に並べられたドットの数が違います。
【4K】
横3840 x 縦2160 個のドット
【フルHD】
横1920 x 縦1080 個のドット
そのため、40FB10Pでは、4Kのような繊細な映像は期待できませんのでご注意ください。
4Kなどの映像信号は入力不可
最近のゲームなどは、4Kやフルハイビジョン(1920×1080)の144Hzなどの映像で楽しめる製品もありますが、40FB10Pは、そのような映像信号には対応していません。HDMI端子に入力できる映像は最大1920×1080 60Hzまでになりますのでご注意ください。
40FB10Pの購入者の声
・価格以上の品質だった
・こだわらなければ十分
・リモコンの操作性が少し不満
・音質はいまいち
こんな方におすすめ
「低価格でシンプルな40V型のテレビを探している」という方には、40FB10Pはとてもおすすめです。ただし、ネット動画の視聴機能は内蔵していない点、HDMI入力が4Kなどの画素数は対応していない点はご注意ください。
気になる商品はリンク先から『購入者のレビュー』だけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
仕様の詳細
型式 | 40FB10P |
画面サイズ | 40V |
解像度 | 1920 x 1080 |
バックライト方式 | 直下型 |
パネルタイプ | VA |
地デジチューナー | 2 |
BS/CSチューナー | 2 |
HDMI数 | 2 |
ARC | HDMI2のみ |
LANポート | データ放送用 |
Wi-Fi内蔵 | 非対応 |
ネット動画 | 非搭載 |
HDD録画 | 対応(HDD別売り) |
VESA規格(mm) | 200×100 |
外形寸法(cm) | 90.6×56.8×21.5 |
重量(kg) | 6.24 |
付属品 | リモコン(電池含む)、mini B-CASカード、取扱説明書など |