
テレビの購入を検討中。
・P635シリーズ(TCL)
・P636シリーズ(TCL)
この2つのシリーズの違いは何?注意すべき点とかある?購入者の感想を聞いてみたいな。
こんな質問にお答えします。
・P635/P636シリーズの違いと共通する注意点をご紹介します
・購入者の感想をご紹介します。

映像機器の設計・開発エンジニアのうましが解説します
P635/P636の違いや注意点
TCLは、テレビ販売台数が世界2位(2019年)になるほど、世界中で愛される中国の企業です。P635/P636シリーズは、どちらもTCLの4Kテレビで、結論から申し上げると実質同じシリーズです。
P635/P636の違い
実質同じで販売先の違い
P635/P636シリーズは、テレビとしての性能は実質同じで、販売先が異なります。
・P635:Amazon限定モデル
・P636:楽天や家電量販店向け
そのため、普段利用するネットショップが取り扱っている方を購入すると良いかと思われます。
取り扱っているサイズの違い
P635/P636シリーズは、実質同じとご紹介しましたが、取り扱っているサイズに違いがあります。P635シリーズは大型の75V型も取り扱いがあります。
●:対応
P635 | P636 | |
43V | ● | ● |
50V | ● | ● |
55V | ● | ● |
58V | – | ● |
65V | ● | ● |
75V | ● | – |
P635/P636の共通の特徴や注意点
Google TVを内蔵しネット動画も手軽に楽しめる
P635/P636シリーズは、Google TVを搭載していますので、ご自宅のWi-Fiに接続するとネット動画も楽しむことができます。さらに、リモコンにはネット動画のダイレクトボタンも配置されているので、ワンプッシュでアプリを起動することができて便利です。
Google TV
Algoエンジン採用で繊細で美しい映像を実現
美しい映像を楽しむためにテレビメーカーは独自に『画像処理エンジン』を開発しています。P635/P636シリーズは、『Algoエンジン』を採用することで、繊細さ、色彩、コントラストなどの補正を行うことで高画質を実現します。
速い動きをなめらかに表現する倍速は非対応
テレビは1秒間に60コマの画像を切り替えて動きを表現していますが、スポーツなどの動きが速い映像ではコマが足りずにカクカクとした印象の映像になる場合があります。コマとコマの間に中間の補正画像を生成して追加して、1秒間に120コマにすることで、よりなめらかな映像にするのが『倍速』と呼ばれる機能です。
P635/P636シリーズは、倍速には対応していないシリーズですので、ご注意ください。
画面をななめから見ると白っぽくなりやすい
P635/P636シリーズは、正面から見ると引き締まった映像を楽しめる『VAパネル』という種類の液晶パネルを採用しています。ただし、VAパネルは画面に角度をつけてななめから見ると白っぽくなりやすいという特徴があります。
お部屋のレイアウトで「画面をななめから見る機会が多い」という方は、この点にはご注意ください。
HDMI端子は4K 60Hzまで
最近のテレビゲームなどは、4K 120Hzなどの高画質で楽しめる製品も増えています。P635/P636シリーズは、このような高画質な映像信号はHDMI端子に入力することはできません。最大で4K 60Hz(1920×1080も60Hz)までになりますのでご注意ください。
購入者の声
※2モデル実質同じなのでP635シリーズの購入者の声を抜粋
・コスパは最高。ネット動画対応も満足
・画質も音質もまずまず
・リモコンには慣れが必要
・ダイレクトボタンにprime videoがない
ご希望別のおすすめシリーズ

気になる商品はリンク先から購入者のレビューだけでもチェックすることをおすすめします。貴重な情報が含まれていることがあり、意外に勉強になりますよ!
Amazonを利用することが多い方:P635シリーズ
※Amazon限定モデルです
「Amazonを利用することが多い」という方には、P635シリーズがおすすめです。非常にお求めやすい価格でネット動画も楽しめる4Kテレビを購入することができます。
楽天などを利用することが多い方:P636シリーズ
※楽天など向けのモデルです
「楽天やYahoo!ショッピングを利用することが多い」という方には、P636シリーズがおすすめです。P635シリーズ同様にお求めやすい価格でネット動画にも対応したスマートテレビを楽しむことができます。