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【実話】婚約指輪の購入でけんか|ティファニーでケンカを(高すぎて予算オーバー)

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【実話】婚約指輪の購入でけんか

うましです。今回は妻の婚約指輪をティファニーへ買いに行ってケンカしたエピソードをご紹介させて頂きます。男性は愛する女性への婚約指輪の購入に失敗しないために、女性はまだ結婚は先でも「こんな記事があった」と彼氏に話のネタとして紹介してもらえるといざ婚約指輪を購入する際にケンカの予防になるかと思います。

オードリー・ヘプバーンの『ティファニーで朝食を』ならぬ『ティファニーでケンカを』になってしまった僕達夫婦の失敗を役立ててもらえるとありがたいです。

まず指輪について簡単に説明させて頂きますが指輪は2種類あります。婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)です。婚約指輪がドラマとかで「結婚してください」と贈るダイヤの指輪で結婚指輪が日常的に着けるシンプルな指輪です。

ドラマのようにサプライズでプロポーズと一緒に男性が事前に選んだ婚約指輪を贈るのも悪くはありませんが男性は注意してください。

「女性が好きなブランドやデザインじゃなかったら困る」

ということです。だから僕はプロポーズはサプライズで花束を渡し、その後に婚約指輪は2人で買いに行きました。もう今から7年前の話になります。

ティファニーでケンカを

あれはまだ暑い9月のことだった。「ジージー」とセミが鳴く声を聞きながら、まぶしい日差しが反射する僕の車に乗り込んだ。先日、僕のプロポーズを受け入れてくれた妻の婚約指輪の購入に行くことになった。

妻はティファニーに対してすさまじい「あこがれ」を持っていた。当然、ティファニーに行くことになった。さっそくティファニーの店内に入ってみる。

あのイメージカラーの青で塗られた壁、他のカップルや店員さんの声、快適なエアコンが効いた店内。

最愛の女性の婚約指輪の購入

僕は、つい気分が大きくなって禁断の言葉を口にしてしまった。

「好きなものを選んで良いよ」

男なら1度は言ってみたい言葉。この後、店員と妻がグルになって僕を恐怖と絶望のどん底にたたき落とすことになる。

店員が妻に勧めたのは大粒のダイヤが付いた指輪だった。うっとりする妻。お値段なんと

「150万円!!」

(ぎょえええ、無理無理!!)

心の中で絶叫した。軽くめまいがした。

実は僕の中で婚約指輪の予算は「40万円」と決めていた。事前にチェックしたゼクシィでは平均30万円って書いてあったぞ!!10万上乗せしたのにそれをはるかに超えていく恐怖。

負け犬の遠吠えに聞こえるかもしれないけど、150万円も買うことはできた。でも、その後の新婚旅行や結婚式の費用も確保する必要があったんだ。

完全に「洗脳」されている妻・・・

「ちょっと、店を出よう」

店員がかけた妻の「洗脳」を解くために僕達は近くのカフェに入った。冷たいアイスコーヒーを口に含んで妻に白状した。

「150万円は無理」

妻は「そんなの分かってるわ!!」と半ギレだった。どう見ても洗脳されてただろう。「結婚式やその後の生活もあるから」と情けない話も妻にした。

反省を踏まえて再度ティファニーに入る。店員もさすがに150万円はやり過ぎたと思ったのだろう。

「小粒のダイヤを散りばめたタイプで大変おすすめのデザインです」

お値段は「80万円!!」

(たっけえ!!)

妻は「これ良いかも」と気に入ったようだ。

(気に入るな、買えねーよ!!)

すると店員が

「こちらは75万円のリーズナブルなタイプもあります」

(75万も80万も俺には変わらん)

もう値札しか見ていない僕。妻と店員の話が弾んできたので、ちょっと話を中断させるために、妻にこう言った。

「ちょっと、店を出よう」

再度、カフェに入った。また、アイスコーヒーを注文した。

「ティファニー、たけーよ」

男としての自信とプライドをくだかれた僕がみじめにアイスコーヒーをストローですすった。背中を丸めて、完全に負け犬の僕。

2回もカフェに逃げ込んでアイスコーヒーを飲み過ぎてお腹も水でタプタプだ。

女性がここまで婚約指輪に「あこがれ」があると思っていなかった

「好きなものを選んで良いよ」なんて言った自分がみじめに思える。妻はブランド品をあまり身に着けないようなタイプだった。だから婚約指輪も一般的な30~40万円くらいを選ぶと思って「好きなもの選んで良いよ」とつい口にしてしまった。

そしたら「150万円」
妥協して「80万円」

車でも買いに来たのか?僕達は・・・

喜んでもらえると思って入ったティファニーが原因で妻と口論になった。

なぜだ。婚約指輪を買いに来てなぜケンカしてる?

原因は完全に僕にある。「好きなものを選んで」と言ったことだ。買えないならそんなこと言うべきではなかった。

(情けない・・・)

そして、冷静さを取り戻した僕は妻にこうたずねた。

「さっきのデザインが気に入ったのなら4℃(別のブランド)のオーダーメイドでお願いすると、予算内で作れる。デザインを優先する?それともティファニーというブランドを優先する?」

実は他のブランドも見ようと相談して、「4℃」のお店ものぞいていた。4℃も雰囲気が良いお店だった。

妻は即答した。

「絶対、ティファニー!!」

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