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高校中退の末路|中卒の不良の悲惨な現実と後悔|仕事がない・就職できない

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悪徳な訪問販売の会社に就職したんだ。住宅のチャイムを鳴らして、ぼったくりの教材を勧誘するんだよ。あたかも成績が上がるような詐欺まがいの勧誘を気の弱そうな親に深夜近くまで粘って売りつけるんだよ。先輩の中には脅迫するように大声を出して契約させる人とかもいたね。月に100万円とか稼げるんだ。でも、気の毒に思ってやめたんだけどね。とても長く続けていけるような仕事じゃなかったよ。

とにかく「悪徳だけど高給」か「まともだけど安い給料」でしか働けなかったってわけ。中卒の現実は想像以上に厳しかったよ。俺は別にパソコンでプログラミングができるとか英語ができるとかのスキルもなかったからさ。とりあえず、そういう勉強をしてみようと思って教本を買ってみたけど、1ページ目で挫折したよ。勉強のやり方も分かっていなかったしね。

このままではまずいなと感じながら気づいたら34歳になっていました。アルバイトも「40歳まで」って募集していても、若くて元気が良い20代と34歳の自分だったら若い方を採用するよね。俺と一緒に高校を中退したやつの中には、親の意見を聞いて19歳くらいで定時制に入って人生を再スタートしたやつもいたし俺は遅かったと後悔したよ。34歳で定時制に通いながら生活もできないしね。

今じゃ日雇いの清掃員をしながら月に12万くらいの収入でどうにか生きてます。やり直せるなら中学校くらいに戻って、普通の高校に行って卒業しておくべきだったと後悔しているよ。悪ぶって「高校なんてやめても平気」と思った自分が愚かだったよ。