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ステップファミリーで失敗|子供がなつかないのに結婚した男性

読み物

まずは想像していた以上に彼女がお金に対してルーズだった。結婚する前から服や化粧品はハイブランドの高い物を使っていると思っていたけど、貯金することが好きな僕と大きく異なり、彼女は貯金は一切せずに給料を全部使ってしまうんだ。僕には彼女の行動が理解できなかった。さらに彼女は娘にダンスレッスン、ピアノ、英会話を習わせていたけど、それだけで月に5万円くらいになっていた。彼女に僕の給料を任せるのは危険と判断した僕はこう提案した。

君の給料はどう使おうが君の自由だよ。でも僕の給料を君に任せるのはちょっと怖い。まずは毎月3万円だけ渡すことにするよ。君がきちんと管理できるようなら金額を増やすから

すると彼女は明らかに不機嫌になった。その時、ようやく僕は気づいたんだ。

「彼女は僕という人間に好意を持って結婚した訳ではない。金が目当てだったんだ」ということにね。

そして、僕が彼女に金遣いの荒さを指摘したくらいから彼女は友人や娘に

「あいつ、まじケチ。何のためにあんなやつと結婚したのか分からない」

と、言い始めるようになった。その時、僕は「この結婚はやはりしてはいけなかったんだ」と後悔をしたよ。さらに、お金よりも難しい問題があった。僕に全然なつかない「娘」のことだよ。入籍する前、彼女は僕に

「娘はあなたになついていないけど私が娘を変える」

とは言っていたけど、彼女はそんな努力は一切してくれなかった。とにかく、彼女は「結婚をすることが目的」になっていて、その場しのぎでそんなことを言っただけだったんだ。

娘は僕との同居にかなり精神的なストレスを感じていたようで不登校になったり、髪が抜け始めた。2度目の離婚は回避したいと思った僕は「娘は実家にお願いして2人だけで暮らさないか?」と提案した。しかし、彼女は

私は別にあなたのことを好きで結婚したわけじゃない。何か勘違いしているんじゃないの?私と娘を経済的に支えてくれる人が欲しかっただけ。娘と仲良くやれない、お金も少ししか援助してくれない男と結婚を維持する「メリット」はないわ。離婚しましょう。

そして、僕達は入籍して2年で離婚したよ。僕には「彼女が何を求めて再婚をしたがっているのか」が見えていなかったよ。彼女が僕の金目当てだったら絶対に再婚なんてしていないからね。僕はもう結婚はこりごり。銀行の独身寮に入って倹約生活を送りながら老後に困らない貯金を貯めて、一生独身で生きていく人生が僕には向いているんだよ。