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信用取引で大損|ライブドアショックで破滅した男性の末路

読み物

翌朝もニュースはライブドアのニュースばかりだ。もう嫌気が差してくる。

そして、僕は就業前の8:20に寄り付き前の板を確認した。そこには『予想通り』の状況が映し出されていた。確認するまでもない。その日も『ストップ安』だった。

マイナス1,000万円

2日で1,000万円も僕は損した。この金額を取り戻すのに一体どれくらいの時間がかかる?僕はもう他人事のようにライブドアのストップ安を傍観していた。そうしないと精神が持たなかったのだろう。

ライブドアはなんと5日間もストップ安を続けて、ようやく寄り付いたのは130円前後。700円前後からなんと1/5にまで暴落した。

僕はマイナス2,900万円の損失を出し、なんと1,500万円以上の借金を抱えることになった。

証券会社から『追証』を入れて下さいと連絡があったけど、当然そんなお金は用意できない。情けないけど、実家の両親に相談することにした。父からは怒鳴られ、説教をされたけど、両親は老後のために貯金していたお金を貸してくれた。

(こんな、バカな息子で本当にごめん)

両親はこんな僕でも見捨てることはなかった。社会人になっても両親に迷惑をかけてしまった情けなさから僕は両親を前にして土下座をして泣いた。ライブドアショックから15年が経つ今でも毎月両親に返済を続けているよ。

さすがに株にはこりました。もう2度と株はしないと決めたよ。最初の信用取引の失敗で僕のように大損害になる場合もある。信用取引をされる方には無理のない範囲で活用して欲しいと心の底から思うよ。